横川 博一
HIROKAZU YOKOKOKAWA
- 所属
- 神戸大学 教授
- 大学教育推進機構 国際コミュニケーションセンター
- 大学院国際文化学研究科
- 専門分野
- 言語教育科学 -心理言語学・英語教育学-
- 略歴
-
1968年 |
京都府生まれ |
1994年3月 |
京都教育大学大学院教育学研究科修士課程修了(修士) |
1996年3月 |
大阪大学大学院言語文化研究科博士前期課程修了(修士) |
2000年3月 |
大阪大学大学院言語文化研究科博士後期課程修了(博士) |
2000年4月 |
京都外国語大学講師 |
2003年10月 |
神戸大学国際コミュニケーションセンター助教授 |
2008年4月 |
神戸大学国際コミュニケーションセンター准教授 |
2011年4月 |
神戸大学国際コミュニケーションセンター教授 |
横川研究室で大学院入学を
志望する方へ
私の研究室では,外国語の獲得・処理・学習をキーワードに,外国語学習者のメンタルレキシコン,言語理解(リスニング・リーディング),言語産出(スピーキング・ライティング)の認知メカニズムを心理言語学的手法によって解明すること,そして外国語教育の授業実践への応用可能性を探ることを目指しています。
博士前期課程を志望される方へ
- *たとえば,外国語のリーディングやスピーキングの力を伸ばすにはどのようなタスクや活動が効果的なのか,それを外国語を読んだり書いたり,聞いたり話したりするときに私たちの頭の中ではどのような処理が行われているのかということと関連づけて,実験的手法を用いて解明していこう,ということに強い関心のある方を歓迎します。
- *学部での専門や専攻は問いませんが,言語に関する一般的な知識,外国語教育や第二言語習得に関する基礎的な知識や理解が求められます。例えば,以下のような文献などが参考になるでしょう。
- ジョージ・ユール(著),今井邦彦(訳) (1987) 現代言語学20章:ことばの科学(大修館書店)
- 伊藤たかね (2023) ことばを科学する: 理論と実験で考える、新しい言語学入門(朝倉書店)
- ダニー・D. スタインバーグ(著), 竹中龍範,山田純(訳) (1995) 心理言語学への招待(大修館書店)
- 土屋澄男, 秋山朝康, 大城賢, 千葉克裕, 望月正道(著) (2019) 最新 英語科教育法入門 (英語・英米文学入門シリーズ)(研究社)
- 白井恭弘 (2023) 英語教師のための第二言語習得論入門 改訂版(大修館書店)
博士後期課程を志望される方へ
- *後期課程から本研究室を志望される方は,研究分野・領域においても研究手法においても,教員とのフィットネスがもっとも重要なことですので,事前に電子メールでコンタクトを取って,相談することをお勧めします。
- *以下の文献などを参考に,フィットネスを判断してください。
- 横川博一, 定藤規弘, 吉田晴世(編) (2014) 外国語運用能力はいかに熟達化するか(松柏社)
- 門田修平(編) (2014) 英語のメンタルレキシコン: 語彙の獲得・処理・学習(松柏社)
- *博士前期課程または修士課程での専攻が異なる場合や心理言語学・言語教育学の理論的知識・実践的技量が不足している場合などは,入学後の研究をスムーズかつ有効に進められるよう,博士後期課程の研究生になることをお勧めします。
横川研究室メンバー
教員
在学生
博士後期課程
D2 中川 梓 |
認知言語学の外国語習得への応用 |
D2 清水 保宏 |
音読・シャドーイングが統語・意味処理に及ぼす影響 |
D2 寺嶋 宏樹 |
動機づけからみた外国語習得と意識変容 |
D2 小柴 和香 |
小学校英語における指導者の英語使用と英語学習 |
D1 近藤 佐知 |
フィードバックが外国語運用能力に及ぼす影響 |
博士前期課程
M2 高砂 千砂 |
L2言語使用を促進する内容理解と思考活動の統合 |
M2 柳川 優 |
ベルギーにおける英語教育 及びイマージョン教育の現状と課題 |
M1 樋口 蓮 |
外国語の語彙習得・学習 |
主な修了生
博士後期課程
日裏 真世 |
桃山学院大学 |
謝 展眉 |
浙大寧波理工学院(中国) |
畢 奇 |
神戸大学 非常勤講師 |
平野亜也子 |
京都産業大学 |
濱田 真由 |
神戸大学 |
榊原 啓子 |
非常勤講師 |
鳴海 智之 |
兵庫教育大学 |
中川 恵理 |
静岡大学 |
森下 美和 |
神戸学院大学 |
長井千枝子 |
非常勤講師 |
坂田 直樹 |
久留米大学 |
博士前期課程
渡部 宏樹 |
高田 朔土 |
大城 卓也 |
藤田 如生 |
関 君恵 |
津阪 菜名 |
兵頭 佳央理 |
与那嶺 裕紀 |